デジタルアーカイブ

アーカイブサービスは容量を考慮して選ぶべき

  • 2017.12.25
  • 株式会社ワンビシアーカイブズ
アーカイブサービスは容量を考慮して選ぶべき

 所属されている企業や組織が保有するデータ量をご存知でしょうか?業種や規模にもよりますが、テラバイト級はもう珍しくなく、あるいはペタバイト級のデータを保有している企業が多くなっていると考えられます。そして、企業が保有するデータの大半が、作成や更新がされてから期間が経過して、使われなくなっているデータであるといわれています。

 使われなくなっているデータをどのように扱うかは、リソース配分や管理コストに大きく影響します。不要であることが明確になっているデータであれば削除すればいいですが、実際には規則等で定められた保存期間や重要度を理由に、あるいは将来使うかもしれないという理由で削除できないものが多くなっていると考えられます。これらを保存するために要しているリソースや管理コストは、効率化の観点から無視できるものではありません。

 アーカイブサービスを利用することによって、様々な理由で保存しなければいけなくなっているデータを社内のシステムから切り離して別環境で保存し、リソース配分や管理業務の効率化につなげることができます。より多くのデータをアーカイブサービスのストレージに移すことができれば、その分だけ社内のストレージ容量を空けることができ、ストレージ増設や管理に要するコストを節約したり、データバックアップ時間を短縮することが可能となるためです。

 ただしアーカイブサービスの選択と利用においては、アーカイブ対象データの容量を考慮する必要があります。特にアーカイブデータが大容量、かつ、オンラインでアーカイブデータをアップ/ダウンロードするタイプのアーカイブサービスを利用する場合には、考慮すべきポイントとアーカイブサービスが備えるべき要件が、データ量が少ない場合と比べて多くなります。そこで今回は、大容量データのアーカイブにおいて考慮すべきポイントと、アーカイブサービスが備えるべき要件について紹介します。

大容量データの保存において考慮すべきポイント

 大容量データをアーカイブサービスで保存する際に第一に考慮すべきことは、サービス利用料金が高額となるリスクです。アーカイブデータの容量に応じて発生する料金については、現時点で保有しているデータ量に加えて、将来増加するデータも考慮して計算すべきです。データ量の増加傾向が続いている昨今、数年後に企業が保有しているデータは現在の数倍になっているかもしれません。アーカイブ対象となるデータは一般的に長期保存が求められるので、アーカイブサービスの利用期間も十年単位で考えるべきです。アーカイブデータの容量が数倍になったとき、アーカイブサービスの利用料も正比例して増加するような料金体系だと、将来的に大きな負担が発生することが懸念されます。

 また、特にオンラインでアーカイブデータをダウンロード可能かつダウンロードが有料であるアーカイブサービスを利用する場合には、ダウンロード料金が高額となるリスクがあります。ダウンロード1回あたりいくら、あるいはダウンロードするファイル数やデータ容量に応じていくら、というような料金体系であれば発生する料金を推測しやすいですが、中にはわかりにくい料金体系が設定されていて、データダウンロードにおいて想定外の高額料金が懸念されるサービスもあります。

 アーカイブデータが大容量の場合に、利用料金以外に考慮すべきポイントは、データのアップロードやダウンロードに要する時間です。データ量や回線帯域によっては、ダウンロードに数時間や1日以上かかることもあり得ます。企業の回線は当然他のことにも用いられるので、アーカイブデータの伝送に長期間多くのリソースを割いてしまうと業務に支障が出かねません。よって、大容量データのアップ/ダウンロードをどれだけ効率的に行えるかも、アーカイブサービス利用において考慮すべきポイントとなります。

大容量データでも保存コストを抑えられるか

 初期費用や基本利用料が安価でも、アーカイブデータの容量が増加するほど利用料金が正比例して高額となるサービスだと、将来データが増加したときに負担が大きくなることが懸念されます。大容量データの保存には、従量単価が安いアーカイブサービスを選択することで、当初想定外の高額費用負担が発生するリスクを減らすことができます。

 大容量データでも安価に保存するための手段として、容量単価が安い磁気テープのようなメディアを用いることが挙げられます。容量単価が安いメディアを用いているアーカイブサービスであれば、データ量が増加しても利用料金の増加を小さくすることが可能です。

メディア搬送によるデータの送受ができるか

 数十~数百GBに達する大容量データの場合、回線でのアップロードやダウンロードは長時間を要するため非効率的です。大容量データの送受を効率的に行う手段として、データをメディアに記録して搬送することが第一に挙げられます。

 アーカイブデータのメディア搬送に対応できるタイプのアーカイブサービスを選択することによって、大容量データを扱う場合でも何日も要することなく送受が可能となるだけでなく、想定外の高額ダウンロード料金が発生する可能性もなくすことができます。

まとめ

 今回はアーカイブデータが大容量となる場合に、アーカイブサービスを選択する際のポイントについて紹介しました。従量料金を抑えて大容量データでも保存コストを抑えられること、メディア搬送に対応して大容量データの送受を効率的に行えることの二点が、ポイントとなります。ワンビシが提供する大容量データ長期保存サービス「デジタルアーカイブ」は、メディアに磁気テープを用いて大容量データでも安価に保存できるだけでなく、ワンビシの集配専用車両を用いたメディア搬送を可能とすることで大容量データでも効率的に送受が可能です。ぜひ資料をダウンロードして、より詳しい情報をご覧ください。

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