デジタルアーカイブ

アーカイブサービスでの映像データ保存に必要なこと

  • 2017.12.25
  • 株式会社ワンビシアーカイブズ
アーカイブサービスでの映像データ保存に必要なこと

 様々な目的で発生する映像データも長期保存が必要なデータとして扱われるようになっています。防犯カメラやドライブレコーダ、手術中の映像などは、コンプライアンスやリスクマネジメントの目的で長期保存されます。また、番組制作のための素材や取材で撮影した映像などは、バックアップ目的の他、将来に価値が上昇するケースに備えても長期保存されます。

 撮影方法にもよりますが、4Kあるいは8Kのように映像の高解像度化が進んでいる中、映像データは単体でも大容量になりやすいという特徴を持っています。このような映像データを適切に長期保存するためには、データの長期保存に適した環境やメディア、運用を実現すること以外にも必要不可欠な要件があります。

 そこで今回は、映像データを長期保存するためにアーカイブサービスが備えるべき機能について紹介します。

メディアの搬送に対応できる

 解像度やビットレートにもよりますが、映像データは数分の長さでもギガバイト単位の大容量データとなることがあります。例えば4Kの映像データだと、2~3分の長さで1GBの容量になります。アーカイブサービス、特にオンラインでアーカイブデータを送受信するタイプのサービスで、大容量データを保存するときに問題となるのが送受信に要する時間です。アーカイブサービスで保存しているデータが必要になっても、ダウンロードに数十時間あるいは日単位の時間を要するのであれば運用に耐えません。企業の回線は他のことにも使用されますので、アーカイブデータのダウンロードに多くのリソースを使ってしまうと、業務全体に支障が生じる可能性もあります。

 解決策として、アーカイブデータをメディアに記録して搬送することが挙げられます。アーカイブサービスの中には、オンラインでの送受信とメディアの物理搬送を併用できるタイプのサービスもあります。映像データをアーカイブサービスを用いて長期保存する際には、メディア搬送による送受にも対応していることを要件に加えるべきです。

大容量データでも安価に保存できる

 大容量の映像データをアーカイブサービスで保存する際には、料金も重要なポイントになります。従量単価が高いサービスやストレージ容量増設に料金が発生するサービスだと、データ量が多い分、料金が高額になってしまいます。また、アップロードやダウンロードにも料金が発生するサービス、特に通信のピークレートで課金されるタイプのクラウドサービスだと、想定外の高額料金を請求される可能性があります。

 例えば記録容量あたりのコストが安い磁気テープをメディアに用いているアーカイブサービスであれば、従量単価を抑えて大容量の映像データでも安価に保存することが可能です。また、オンラインでの送受信が無料あるいは安価なサービスや、メディアの物理搬送による送受が可能なアーカイブサービスを利用することにより、想定外の高額料金が発生する可能性をなくすことができます。映像データを保存するアーカイブサービスを選択する際には、データが大容量であることをふまえて、より慎重な利用料金シミュレートを行うべきです。

サムネイルやプレビューなどの便利な機能を備えている

 映像データは容量の問題だけでなく、記録されている情報の量や種類も多くなる傾向にあります。どこに、誰が、何が映っているのか、人が映っているとしたらどんな人が何を話しているのか、何をしているのか、など、様々な情報が映像には含まれています。映像に記録されている情報を全て文字化するようなAI技術も実用化されてきているとはいえ、一般的には多くの映像データが、中身を見てみないと内容がよくわからない状態にあると考えられます。

 とはいえ、何らかの映像データを探すときに多くのアーカイブ映像データをダウンロードしてきて、一つ一つ中身を確認しないと見つけられないのでは運用が成り立ちません。ダウンロードをしなくても中身の映像をある程度確認できるサムネイルやプレビューなどの機能が、映像データのアーカイブには必要です。

まとめ

 今回は映像データを保存するために、アーカイブサービスが備えるべき要件について紹介しました。容量と情報量ともに多くなる傾向にある映像データを保存するためには、データを安全に長期保存できること以外にも、オンライン以外にメディア搬送でもデータを送受できること、大容量データでも安価に扱えること、ダウンロードをしなくても内容を確認するためのサムネイルやプレビュー機能を備えていること、の3点を備えるアーカイブサービスを選択するべきであると考えられます。ワンビシが提供しているデータ長期保存サービス「デジタルアーカイブ」は、高速転送ツールによる送受信とメディアの物理搬送、安価な従量単価、プレビュー・サムネイルの機能を備えており、映像データでも効率的に保存することが可能です。サービスのより詳しい情報が記載されている資料を、本ページからもダウンロードすることができます。映像データの保存方法を検討されているようであれば、是非ダウンロードしてご覧ください。

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