データ保存が必要なケースとデジタルアーカイブの活用方法 | 株式会社ワンビシアーカイブズ

データ保存が必要なケースとデジタルアーカイブの活用方法

2017.03.09  株式会社ワンビシアーカイブズ

 ITの進化によって次々に発生し、処理され、蓄積するデータの管理は、多くの企業が直面する経営課題となっています。ビッグデータ活用ニーズなどを背景に、情報処理ソリューションは急速な進化を続けています。また、データの保存技術やストレージ製品も新しいものが続々と市場に送り出されています。しかし、"利用頻度は低いが保存が必要な大容量データ"や"訴訟や不正問題に巻き込まれたときのために長期保存しなければならないデータ"を管理するニーズは、各業界、各企業で高まっている一方で、ニーズに応えるソリューションの市場は充実していないのが実情です。

 2016年6月にワンビシアーカイブズがリリースしたサービス「デジタルアーカイブ」は、上記のニーズに応えられるソリューションとして、様々な業界の有力企業から注目されています。今回はデジタルアーカイブが応えられるニーズをご紹介します。

デジタルアーカイブについて

 まずは、デジタルアーカイブサービスの特徴をご紹介します。

 デジタルアーカイブは、長期保存が必要な大容量データを、安全かつ安価に、容易に管理、利用できる状態で保管するサービスです。お客様のデータを、安価で、大容量データの記録と長期保存にも適した磁気テープに記録して、防災対策とセキュリティを備えたワンビシのデータセンターで保管します。また、お客様はデジタルアーカイブシステムにアクセスして、オンラインでデータをアップロードし、そして検索、ダウンロードすることができます。

 このサービスが、どのようなニーズに応えているのかをご紹介していきます。

1. コンプライアンスのためのデータ保存

 e-文書法の施行、改正を背景に、従来は紙での保存が義務付けられていた文書の一部が電子データで保存されるようになりました。また、建築物施工に不正が発覚した際、同様の不正が他にないか速やかに調査するように国土交通省が建設業界に命じた事例もあり、建築図面だけでなく施工関連データの長期保存ニーズが高まっています。

 これらのデータは利用頻度が低い一方で、監査対応など必要が生じた際には迅速に探して利用できるようにしながら、定められた年数、あるいはそれを超えて長期的に保存する必要があります。

 デジタルアーカイブは重要なデータの長期保存を目的としたサービスであり、必要なデータをオンラインで容易に検索して高速ダウンロードする機能も備えています。そのため、コンプライアンスのためのデータ保存ニーズに適切に応えることができます。

2. 訴訟対応に備えたデータ保存

 自社製品が関係する事故が発生した際、場合によっては訴えられて製造元企業は被告となります。訴訟対応において、適切な証拠や記録を早く過不足なく揃えることは結果を左右する重要な要素です。しかし、製造に関するデータは大容量で数も多いため一カ所にまとめて管理することが難しく、サーバーや外付HDDなどに分散しているケースが多くあるのが実態と考えられます。また、裁判の証拠として用いるためには、データが改ざんされていないことの証明が必要となります。

 デジタルアーカイブはTB単位の大容量データを保存することを目的としたサービスです。また、複数のファイルを一括でアップロードすることができるため、ファイルが多数発生するお客様も便利に利用いただくことが可能です。そしてデータの記録媒体である磁気テープには、書き込んだデータの上書きや編集ができないWORM(Write Once Read Many)モデルを採用しているため、データが改ざんされていないことの証明にもつながります。訴訟対応に備えたデータ保存のサービスとしても適しているのがデジタルアーカイブです。

3. 大容量な映像・画像データの保存

 撮影機器などの高性能化によって映像や画像が高画質化する一方で、個々のデータは大容量化しています。映像業界で制作される各種コンテンツや、病院で発生する手術映像、MRI画像などがあてはまります。これらのデータは次々に発生する一方で、長期保存が求められることが特徴です。

 デジタルアーカイブは大容量データの長期保存を目的としたサービスであり、大容量の映像や画像データを保存するニーズにも応えることができます。

4. ビッグデータの保存

 ビッグデータの活用は企業の重要な経営戦略となっており、IoT普及などの要因も追い風となって、蓄積するデータ量と種類は増加を続けています。そして、企業の目的やビッグデータの用途によっては、分析などで活用するまでに一定期間のデータ蓄積を必要とするケースがあります。データ量が多いため、長期間保存するためのコストは大きな負担となり得ます。

 デジタルアーカイブは長期間のデータ保存に適した機能を備えるだけでなく、記録媒体に磁気テープを用いることで価格も抑えているため、ビッグデータ保存のニーズにも応えることができます。

5. 災害対策・BCP

 2011年に発生した東日本大震災を契機として、各業界、各企業で災害対策への意識が高まっており、BCP(事業継続計画)を整備する企業も増えています。そして、重要なデータを被災による消失から守ることは、BCPにおいて主要項目に位置づけられることが一般的と考えられます。

 デジタルアーカイブでは、お客様のデータを記録したテープを、都市部から離れた立地の、災害対策とセキュリティを備えたデータセンターで保管します。災害対策を重要データの保管要件とされるお客様のニーズにも、十分に応えることができます。

6. データ管理や利用を容易に

 大容量データを自社で管理する場合、ファイルサーバーや外付HDDなどの管理運用が大きな負担となることが多くあります。また、クラウド環境のデータ保管サービスではファイルの検索やダウンロードに制限が伴い、保管中のデータを利用する際、当初の想定以上に手間がかかることがあります。

 デジタルアーカイブをご利用いただきデータを外部保管することは、お客様側のファイルサーバーなどを管理する負担の軽減につながります。また、お客様はデジタルアーカイブシステムにアクセスしてオンラインでファイルをアップロードし、そして容易に検索、ダウンロードできるため、クラウドサービスよりも便利に保管中のデータを利用いただくことができます。

7. コスト削減

 大容量で長期保存が必要なデータを自社で管理するためには、各種ストレージやインフラのコストに加えて、管理運用の人的コストが必要です。また、クラウドサービスは一見すると安価ですが、データ量に比例してコストが急上昇したり、データをダウンロードする際に高額料金が発生することがあり、大容量かつ重要なデータの長期保存手段として最適ではありません。

 デジタルアーカイブは記録メディアに磁気テープを用いているため、大容量データを安価に長期保存することが可能です。また、データの検索やダウンロードも標準サービスに組み込んでおり、クラウドサービスのようにデータダウンロードで想定外の高額料金が発生することはありません。大容量データの長期保存にデジタルアーカイブをご利用いただくことで、お客様のコスト削減を実現することが可能です。

関連資料:

まとめ

 デジタルアーカイブサービスは、企業が直面しているデータ管理に関する課題を解決できるソリューションです。そのため様々なニーズを持つ企業からご利用いただいています。大量のデータを低コストで安全に保存できるサービスですが、それ以外にも様々なメリットがあり、重要な経営課題を解決できることもあります。

 今回紹介したニーズをお持ちであれば、デジタルアーカイブサービスのご利用をぜひご検討ください。

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