株式会社ミヤビ・コーポレーション 様
導入事例

電子契約サービスを導入する一番のメリットは、ドライバーと交わす業務委託契約や、多くの取引先など、年間大量に作成する書類をペーパーレス化できることである。

委託ドライバー各位との契約は、これまで紙を用いて締結していた。そのたびに印紙貼付が必要となるため、事務コストの削減が課題であった。金融機関でもペーパーレス化が進展してきている背景もあり、電子契約を前向きに検討していく必要があると考えていた。
また、既存の紙で締結した契約書について、必要に応じて取り出して閲覧するなど、管理方法も改善したいと考えていた。紙の契約書は、件数が増えると、事務所内で保管スペースを確保することが難しくなり、閲覧のたびに探す時間がかかっていることも課題のひとつであった。

まずは、印紙貼付が不要になり、定量的なコスト削減が見込めるという点を重視して電子契約の導入を検討した。紙で締結してきた既存の契約書類は、電子化を進めることに決めていたが、データ化した契約書ファイルを管理するための仕組みも取り入れたかった。
ＮＸワンビシアーカイブズの電子契約サービス「WAN-Sign」であれば、ペーパーレスで締結した契約書だけでなく、電子化した契約書ファイルも一元的に管理できる。さらに、電子化する前の契約書台帳としても活用できるので、紙か電子かを問わず、集約管理できる点が導入の決め手となった。

他社サービスも検討したが、「WAN-Sig」はグループ各社で使えるという点が魅力的であり、また電子契約に詳しく、きめ細やかな対応のできる営業担当が付き、アフターフォローも充実しているという点から「WAN-Sign」の導入を決めた。

2020年3月に導入した。期待通り、印紙税の削減効果が大きかった。多数の契約を締結するにあたり、当事者と時間を調整する苦労がなくなるので、関係者全員の業務負荷を軽減できると考えている。業務スケジュールも柔軟に組み立てやすい。また、契約データを「WAN-Sign」のシステム上に集約できることから管理しやすくなり、電子化した契約書の検索性も向上する。