情報資産の保管・活用の
リーディングカンパニー

当社は日本で初めて「情報の安全保管」ビジネスを立ち上げ「情報の活用」を支援してきたリーディングカンパニーとして、お客様の情報を高度なセキュリティ環境で管理し、情報の価値を向上させ、ビジネスの可能性を拡張する「データ・ソリューション事業」を提供しています。

データソリューション事業の歩み

書類の外部保管から事業を開始し、お客様との強い信頼を築きながら、時代の変化に合わせて革新的なビジネスを展開してまいりました。「変わる」を、導く。NXワンビシアーカイブズは、お客様の未来のため、さらに進化を続けます。

1960年代
日本初の書類安全保管事業の誕生

1966年、「情報は企業にとって大切な資産。日本はオフィスが狭いので、書類やデータの保管を外部に委託するニーズはある」と考えワンビシ倉庫株式会社を設立しました。

1970年代
災害対策、経済成長、磁気テープのバックアップ

企業のコンピュータ導入が進んだことと、地震などの災害に対する意識の高まりを追い風に、当社のコンピュータ用磁気媒体の保管および輸送事業への注目が高まりました。

1980年代
コンピュータの発達と事業の拡大

1985年に自社コンピュータ・バックアップセンターを開設。ハードとソフトの両面でのバックアップを推進しました。一方で、地価の高騰を背景に重要書類の保管は増大し、さらなる事業の拡大をしました。

1990年代
電子化事業展開と書類保管サービスの進化

書類を単純に保管するだけでなく、当社が検索してオンデマンドでお客様に送信する仕組みを構築。1997年には電子化推進事業を開始し、いち早くデジタル化のニーズに応えてまいりました。

2000年代
アウトソーシングビジネスの拡大

書類を保管するサービスの枠を超え、従来はお客様が社内で行っていた書類の整理やチェック業務、帳票類の発送などのアウトソーシングビジネスが拡大しました。

2010年代
細胞・検体保管、電子契約など新たな事業領域へ

2015年に細胞・検体保管サービス、2019年に電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」をリリース。これまでの情報管理で培ってきた技術を活用し、新たなサービスの提供を始めました。

2020年代
統合プラットフォームにより、多彩なサービスを提供

2024年に紙・データを問わず一元的な管理を可能にしたレコードバンキングシステム「WAN-RECORD Plus」を、2025年には統合プラットフォーム「WAN-APPs」をリリー ス。快適に業務情報を活用できるようサポートいたします。

NXワンビシアーカイブズの4つのPOINT

設立年
1966年
国内初
情報記録専門保管会社
日本で最初に情報の安全保管を目的として設立した企業です。
顧客数
4,600
金融機関や官公庁、製薬業・医療機関をはじめとする、様々なお客様の情報を扱っております。
情報管理センターの広さ
東京ドーム
10個分
全国11ヶ所の自然災害に強い立地に厳格なセキュリティの情報管理センターを設けています。
保管書類数量
119億
全枚数に換算すると、約119億枚もの重要書類を保管しています。

ソリューション統合プラット
フォーム「WAN-APPs」

長年のノウハウを結集したデータ・ソリューション事業の統合プラットフォーム「WAN-APPs」は、業務プロセスを変革しデータの価値を引き出す多彩なサービス・ソリューションを提供しています。

API連携で
業務を最適化
API連携で外部のシステム・ソリューションとも接続。データ活用を促し、DX・業務の最適化を支援
業務プロセスを
デジタル化
データ入力をワークフローシステムで、書類捺印を電子契約システムでデジタル化し、業務効率を向上
電子化・データ化を
アウトソーシング
手間も時間もかかる電子化・データ化作業をシームレスに依頼。アナログの情報をデジタルの世界へ集約
外部保管の書類と
データを一元管理
保管中の書類情報もデジタルデータと同じシステムに登録し一覧化。届け引取りの依頼もできデータの分断を防止

サービス品質向上への
取り組み

高度なセキュリティ体制を支える
施設・設備

情報を安心・安全に管理する専門性の高い情報管理センター

全国11ヶ所に情報管理センターを設置し、文書箱用の自動倉庫、磁気メディア用の空調保管庫、歴史資料や医薬品開発関連 (GxP) 資料の保存に適した特殊な保管区画、細胞・検体の保管を目的とした低温保管区画など、情報記録媒体の性質に合わせた専門的な設備で、お客様の情報を保管・保存しています。

全国拠点

関東第3センター(埼玉県)

主要センターの紹介

BPO・電子化区画

BPOサービスや電子化によって、業務効率を大幅に向上させることが可能です。専門的な業務をアウトソーシングすることで、コストを削減し、業務の専門性を高めるとともに、紙ベースのプロセスをデジタルに変換することで、アクセスの迅速化とデータ管理の向上を実現。お客様がコア業務に集中し、競争力を高めるためのサポートをします。

細胞・検体保管区画

医薬品開発関連(GxP)資料の豊富な保管実績を基に、細胞・検体などの生体試料や医薬品を、液体窒素タンクやディープフリーザー、保冷庫で保管する専門区画。医療製薬業界で求められる水準を満たした環境で、低温保管(冷凍・冷蔵)が必要な細胞・検体を、安全・確実・長期に保管することが可能です。

文書箱用自動倉庫

NXワンビシアーカイブズの文書箱用自動倉庫では、自動化されたオペレーションによる効率的な文書箱の保管を実現しています。お客様からお預かりした大切な文書箱を安全に保管すると同時に、保管された数十万箱の文書箱から必要な書類を取り出すことが可能です。

サービスを支える設備の紹介

地震などの自然災害から情報資産を守る
  • 大都市圏との同時被災を回避する距離(東京・大阪・名古屋から60km 以上)
  • 都市部との効率的な集配送を可能にする距離と交通条件
  • 地震の際にも被害を局限し得る地盤の上に建設
  • 地表から浅い部分に基盤測定基準値N値50以上の安定した岩盤層
  • 地震の際にも液状化の危険性のない地質構造
N値:地盤の固さを知るための数値で、地盤調査(標準貫入試験)において、一定の深さを掘る為に錘を落下させた回数のこと。
情報漏えい・紛失などのリスクを低減する外周警備・アクセス管理
  • 構内外に多数設置したカメラによる、24時間365日の監視体制
  • 各種センサーによる機械警備、有刺鉄線と鉄柵に囲まれた外周警備
  • 3重のアクセスシステム(入構・入館・入室)
  • 権限のある担当者以外の保管物へのアクセスを排除
IDカードによる入室管理
左:赤外線センサー 
右:監視カメラ
劣化防止と効率活用を実現する各媒体に最適化した管理・保管環境
  • 各種媒体の保存に最適な温湿度管理の保管庫を提供
  • 保管庫内は火気発生要因を排除、ガスなどの保管物に適した消火設備を設置
  • バーコードシステムによる管理
  • 永年保存資料用のくん蒸装置を設置
記録メディア保管
契約書保管
お受け取り時から高いセキュリティを確保する徹底管理された安全な集配送
  • 特殊施錠機能および盗難防止装置を備えた専用集配車両(耐衝撃、低車高、荷室空調)
  • GPSによって常に集配車両の位置情報を把握
  • AIドライブレコーダーによる厳密な管理
  • 集配ドライバーは安全運転のトレーニングを実施
  • お客様オフィスでのバーコードスキャニングによるトレーサビリティの徹底
専用集配車両
特殊施錠機能
交通安全宣言

交通事故を撲滅するため、私たち一人ひとりが社会的責任を十分に自覚し、安全運転に努めることを宣言しています。

火気持込に関する制限

火気取り扱いの厳格化によるサービス品質向上のため、情報管理センター内及び集配車両内への火気持込を制限しております。

データを保護する
堅固なシステムセキュリティ

豊富な経験と技術力が可能にする、安心のセキュリティ運用

1985年に日本初のコンピュータ・バックアップセンターを開所して以来40年間、ハード・ソフト両面でのシステムセキュリティの技術・経験を蓄積してきました。
国内データセンターでのデータ保管、外部からの不正アクセスやデータ消失を阻止する複層的なセキュリティ対策、厳格な運用管理体制でお客様のデータを守ります。

不正アクセス対策
  • IPアドレス制限
    システムへログインできるIPアドレスを制限できる機能を各システムで標準装備
  • 攻撃の監視・防御
    WAF(Web Application Firewall)、ファイアウォール、不正侵入検知
  • 暗号化による機密性の保持
    CRYPTREC電子政府推奨暗号リストに基づき、脆弱でない技術を採用して暗号化
    第三者から情報を傍受されるリスクを極小化
データ保全
  • 関東・関西でのオンラインバックアップを日次で実施
  • BCP対応として、バックアップデータからのリストア検証を毎年実施
  • 保管先は、日本国内2ヶ所、自社所有・運営の国産データセンター(国内2ヶ所)
セキュリティ運用
  • 最新のインシデント関連情報や攻撃手法情報をタイムリーに取得し、 定期的な脆弱性診断や不正な侵入への対策を実施
  • セキュリティ専任チーム(W-CSIRT)を設置し、情報管理を徹底
当社は一般社団法人 日本シーサート協議会に加盟しております。

セキュリティをより強固にする
人材教育・業務改善

「ヒト」の面からNXワンビシアーカイブズの成長を支える

人材育成・教育やセキュリティに関する研修精度、そして社内の労働環境の整備やや業務改善など、設備などの強化だけでなく、業務に関わる人の意識やスキルを向上させることで、企業としての品質をより一層高めていきます。

教育・研修制度
  • 情報の取り扱いに関する資質や適性を重視した採用と教育・研修制度
  • 情報保護の重要性の理解を高める品質マネジメント研修
  • 厳しい管理レベルを要する個人情報取り扱いに関するガイドラインの徹底
業務改善活動
  • 業務手順や人員の配置、システム等について、常に安全と効率化を追求
  • 改善内容の社内共有と業務標準化のため、定期的に業務改善活動の発表会を実施
資格・認証
  • 倉庫業
  • 一般貨物自動車運送事業
  • 医薬品製造業(生物学的製剤等/包装・表示・保管)
  • プライバシーマーク
  • ISO9001(品質)
  • ISO22301(事業継続)
  • ISO/IEC27001(情報セキュリティ)
  • ISO/IEC27017(クラウドサービスセキュリティ)※
※ ISO27017は認証規格JIP-ISMS517-1.0のガイドラインです。
社員の取得資格
  • 国立公文書館 認証アーキビスト
  • 公文書管理検定(マネジメント編・実務編)
  • 文書情報管理士(上級・1級)
  • マイナンバー管理士
  • データサイエンティスト検定
  • ITサービスマネージャ
  • システムアーキテクト
  • ネットワークスペシャリスト
  • 情報処理安全確保支援士
  • 個人情報保護士
  • システム監査技術者
  • 応用情報技術者
  • ITストラテジスト
  • データベーススペシャリスト
  • プロジェクトマネージャ
  • ITパスポート