岡三証券株式会社

「捨てられない書類問題」を解決!総務部がモデルケースとなり全社ペーパーレスを加速した岡三証券

      要約

      岡三証券はオフィス移転を機に全社的なペーパーレス推進の一環として「『WAN-Scan』そのまんま電子化プラン」を導入し、紙書類(20-30箱分)を電子化。

      OCR処理により資料探索が容易に。社内の執務スペースも拡大した。

      事業内容

      岡三証券株式会社は、株式、債券、投資信託の販売や個人・法人向けの資産運用サービスを提供する総合証券会社である。企業の資金調達支援やM&Aアドバイザリー業務も行い、幅広い金融サービスを提供している。

      導入の背景

      同社では文書の保存年限が厳格に決まっており、短いもので1年、長いもので10年、さらには永久保存といった文書が膨大に蓄積されていた。
      今回、以下2つの要因から電子化に踏み切った。

      まずは「トップダウンによる全社的なペーパーレス推進」だ。
      当時の中期経営計画に基づき、デジタライゼーションへの取り組みの一環として、2022年より段階的にペーパーレス化を開始。電子契約書の導入や日報の電子化などに取り組んでいたものの、各部門で進捗はまちまちだった。
      さらに2023年のオフィス移転が大きな転機となった。移転前、オフィスのキャビネットには個人の私物や各部共有の文書が雑多に入っており、書類でパンパンの状態だった。

      移転先では収納スペースが縮小となるだけでなく、働き方改革を実現するオフィス環境の構築が求められていた。従来型のオフィスレイアウトと紙中心の業務から脱却し、DX推進の加速を図った。オフィス移転プロジェクトで電子化の必要性が高まった際、以前、当社の営業担当からチラシを受け取った「『WAN-Scan』そのまんま電子化プラン」の存在を思い出し、問い合わせた。

      NXワンビシアーカイブズを選んだ理由

      1979年から文書の外部保管サービスでNXワンビシアーカイブズと取引があり、その後北海道から九州まで全国の支店の過去文書(意向確認書・領収書など)の集約も依頼した。長期間に及ぶ取引と信頼関係により、電子化もNXワンビシアーカイブズに一括して依頼することが効率的だと判断した。

      この他に、以下の3点が導入の決め手となった。

      ●コストメリット

      「人を雇って一枚一枚スキャンするよりも安い」という点も大きかった。
      導入にあたり、AプランとBプランを比較検討。コストを鑑みてAプランを採用した。「わら半紙のような紙も鮮明にスキャンできた」といい、品質にも満足している。電子化することで、OCR処理による高い検索性を享受できるのも大きなメリットだった。

      ●導入の手軽さ

      サービスの仕様が「箱に入れて送るだけで高品質なデータが作成でき、事前に書類リストの作成などが不要」という点が大変魅力的だった。また総務部の書類は、A4、B5、手紙サイズなど様々なサイズの文書が混在していたが、A3以下であればサイズが混在していても対応可能というのも良かった。

      ●柔軟なサポート体制

      今回、総務部以外の3部署とも営業担当者が直接連携。柔軟さやレスポンスの速さも好評だった。さらに荷物の引き受け場所も部署によって異なっていたが、そうした調整ごともフレキシブルに対応してくれた。

      導入後の社内の効果・感想

      今回のプロジェクトに際し、総務部は「キャビネットの利用は在籍一人当たり二段まで。全社で三段キャビネット500段削減」という具体的な削減目標を設定(全体の30%に相当)。まずは自らが先行して取り組み、66段(10台)あったキャビネットを17段(6台)まで削減。袖机もなくした。
      この成果をモデルケースとして社内に公表し、横展開を図った。
      2ヶ月間の申込期間を設け、期間内の電子化費用は本社負担とすることで、各部門の参加を促した。結果、3部署が手を挙げ、電子化に踏み切った。

      まず総務部は、昭和時代からの社内報、取締役会議事録、配当金台帳など、長年引き継がれてきた「捨てられない、でもよくわからない雑多な文書」も電子化の対象に。中には和紙のような材質の古い資料も含まれていたという。エクイティ部は、業務管理書類、資産管理ビジネス部は同意書などの契約書類、シンジゲート部はDW・CI資料(債券の発行条件等を記した社内用資料)をそれぞれ電子化した。

      導入後、最も大きな効果として実感しているのは、保管スペースが大幅に削減され、紙を持たない文化が根付いてきていること。紙がなくなったことで、執務エリアのスペースが広くなった。また各自がノートパソコンですべての業務を管理できるようになり、様々な場所ですぐに打ち合わせができるという効果も生まれている。

      電子化された資料の活用面でも大きなメリットがある。資料を探す必要が生じた際、保管している文書箱を取り寄せして紙原本を見なくても、OCR機能が付いているため検索が非常にしやすく、探しやすくなった。電子化されたPDFは、各部署専用のフォルダに保存。部署外からは閲覧できない形で管理している。また電子化後の原本については、保存期限が切れたものから各部署で順次廃棄を進めている。総務部では「1年間は念のため保管し、問題がなければ廃棄する」という運用を行っている。

      各部署からの評価も高かった。移転後も、保存期限が切れた取締役会議事録などについて追加で電子化を依頼した。社内からは「こんなに便利なサービスあったんですね」「すごく楽なので、周りの部署のみんなにもすごく薦めています」という声が上がっており、各部署がいつでも使えるように契約手続きも完了している。

      今後については、NXワンビシアーカイブズの強みである「文書の保管、電子化、電子データの保管を一気通貫で行える」点に大きな期待を寄せている。

      企業概要

      証券会社

      本社:東京都中央区日本橋室町2-2-1 室町東三井ビルディング
      設立:2003年4月
      URL:https://www.okasan.co.jp/

      取材協力:

      岡三証券株式会社
      総務部
      鈴木智賀様

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