「企業の情報資産管理に関する実態調査2008」

当社は、昨年、『企業の情報資産管理に関する実態調査2008』を実施いたしました。このたび、その結果の一部を公表いたします。

○要旨
□企業における情報資産管理市場は、経済危機の影響により成長が鈍化している
 ものの、依然として拡大基調で、我が国における数少ない成長分野の一つ。

□様々なリスクの中で、最も危険性が高いと認識されているリスクは、
 「情報漏えい」(17.2%)。

□多くの企業が重要書類・データの情報管理に課題を抱えており、特に、
 "災害対策"が重要な課題と認識。
 ・企業の84.9%が重要書類やデータの情報管理に課題を抱えていると回答しており、特に、「災害時に備えた安全対策」への意識が高い(48.3%)。
 ・情報管理について何らかの災害対策を行っている企業は66.4%に達しているが、遠隔地への保管など、より高いレベルでの対策はまだ不十分。

□情報資産管理のアウトソーシングは、大企業に限るとかなり進んできている。
 ・小規模の企業では過半数が外部委託をしておらず、重要情報を外部にアウトソースすることに抵抗感があるが、1,000人以上の大企業に限ると75.0%が何らかの外部委託を行っている。

○調査の概要
社内に研究チームを発足し、以下の調査をもとに、景気動向等を加味して分析・推計を行った。
「情報資産管理に関する意識調査2008」
 ・対  象:従業員20人以上の企業1万社
 ・調査時期:2008年8月
 ・調査方法:質問紙法による郵送調査
 ・回収数 :1,638社(回収率16.3%)

○資料へのリンク
 「情報資産管理に関する意識調査2008報告書」抜粋版(PDF/124KB)

●本件についてのお問い合わせ先
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経営企画部(担当:山崎)
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