知って!あんしん!「保険ってな~に?」
医療保険を知ろう
高齢者でも
医療保険は必要?
高齢者は公的医療保険があれば大丈夫?
年齢を重ねると病気やケガで病院にかかることが多くなります。回復力の低下から治療期間が長期に及ぶ可能性も高くなります。老後の生活資金に不安を感じる方にとって、医療保険は病気やケガをしたときのお金の心配を軽減する選択肢のひとつです。

高齢者の
医療保険の
必要性について
高齢者は病院にかかる確率が高い
厚生労働省の調査でも高齢者といわれる65歳以上から入院患者数が特に多いことがわかります。

公的医療保険の適用内であれば
自己負担額が抑えられる
一定以上の所得者を除き、高齢者が負担する医療費の割合は年齢に応じて低くなります。70歳になると3割だった負担が2割になり、75歳以上からは1割となります。

出典元:厚生労働省「医療費の自己負担」
※令和4年10月1日から施行
しかし、公的医療保険制度は
全てをカバーしてくれるわけでは
ありません
公的医療保険制度には1カ月の医療費の自己負担額が一定の上限を超えた場合に払い戻しを受けることができる高額療養費制度がありますが、自由診療や先進医療、差額ベッド代などは適用外になります。「充実した治療を受けたい」「治療が長期化するかもしれない」という場合には費用面の不安も出てくるかもしれません。

医療保険が
必要な人・不要な人の
特徴
必要な人の特徴
- 老後の生活資金を守りたい人
- 健康に不安があり、よりよい医療を受けたい人
不要な人の特徴
- 医療費を負担しても生活に困らない
十分な貯蓄がある人 - 保険料が高額で家計を圧迫する人
老後の生活費の大きな支えとなる
退職金も
年々減少傾向にあります。
安心した老後を送るために
リスクに備えておくことも
大切になってきます。
高齢者が医療保険を検討するときは
医療費の自己負担割合を考慮して、
「保障内容と保険料が見合っているか」
「自分では支払えない医療費に
対応しているか」の2点を
よく確認しましょう。