当社では、今月、「情報の管理と災害対策についてのアンケート」を実施いたしました。このたび、その結果の一部を「公文書管理法などについての意識調査」ならびに「災害などに対する危機管理についての意識調査」として公表いたします。
「公文書管理法などについての意識調査」
□今年6月に制定された「公文書管理法」について、知っている人は34.8%。
ほぼ3分の2が「知らない」と回答(65.2%)。
□「公文書管理法」を知っている人が、法施行に伴う変化として期待していることとして、
次の4項目が上位で並んでいる(複数回答)。
一方、「何も変わらない」と期待していない人は15.4%。
・「歴史的重要文書の恣意的な隠ぺい・破棄の防止」(38.9%)、
「記録の漏れや紛失の防止」(34.9%)、
「政策決定の透明化の推進」(32.9%)、
「歴史的重要文書の誤廃棄の防止」(30.2%)
□「情報公開制度」を実際に利用して、国や自治体、独立行政法人に対して
情報開示請求をしたことがある人は1.9%。
制度自体を知らない人が3割弱を占める(27.6%)。
「災害などに対する危機管理についての意識調査」
□ここ最近、個人の災害などへ対する危機意識が「高まった」と感じている人は
約半数にのぼる(49.5%)。
その理由としては、「新型インフルエンザの蔓延」(78.3%)、
「静岡の地震」(66.0%)、「集中豪雨」(58.0%)など(複数回答)。
□ 企業などが策定している「事業継続計画(BCP)」について、
「知らない」と回答した人は52.0%。
○調査の概要
社内に研究チームを発足し、以下の調査をもとに、社会環境等を加味して分析・推計を行った。
「情報の管理と災害対策に関するアンケート」
・対 象:20代以上の一般消費者(ネットユーザー)
・調査時期:2009年9月4日(金)ー9月7日(月)
・調査方法:インターネット調査
・回答者数:428人
○資料へのリンク
「公文書管理法などについての意識調査結果」
「災害などに対する危機管理についての意識調査結果」抜粋(PDF/123KB)
●本件についてのお問い合わせ先
株式会社ワンビシアーカイブズ
経営企画部(担当:百瀬)
TEL:03-5425-5400
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