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⻑期的にデータを整備・継承し、散在するデータを資産に変える⾰新的なコンテンツ管理ストレージ「WAN-RECORD Plus」を提供するNXワンビシアーカイブズです。
社内に散在する情報を整理し共有することは、企業にとって大きな課題の1つとされています。では、情報共有にはどのような効果があるのでしょうか?本記事では、情報共有の概要やメリットについて詳しく解説します。社内で情報共有がうまくいかない原因や、情報共有を成功させるポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。企業における情報共有とは、それぞれの従業員が保有する情報を、他者に共有することです。個人が業務中に得た情報をチーム全体で共有・活用することで業務レベルを高め、組織にプラスの影響を与えることを目的とします。
共有する情報は、業務の進め方やノウハウ、他社の動向や市場変化などさまざまです。
組織内の情報共有を促進すると、企業にとって以下のようなメリットが期待できます。
業務に関する情報の共有は、業務効率や生産性の向上にもつながります。業務に必要な情報や資料を探す時間が短縮され、誤った情報の参照によるミスも防止できるでしょう。
また、複数人の目に触れることで、業務のムダを発見しやすくなる点もメリットです。
チーム内での情報共有がうまくいかないと、すれ違いによるトラブルが起きやすくなります。
一方、情報共有の仕組みが整っていれば、従業員同士が同じ情報に基づきスムーズに業務を進めることが可能です。社内に連帯感が生まれることでチーム内の協力体制を強化でき、信頼関係の構築にもつながります。
今までにないアイデアを生み出すためには、既存の情報と新しい情報を組み合わせることが大切です。
社内の情報共有が円滑化されていれば、個人個人が持つ知識をかけ合わせ、新たな価値を生み出せる可能性が高まります。
情報共有の仕組みがあると、業務の進捗状況を把握しやすくなります。
「誰が」「どの業務を」「いつから」担当しているのか一目で確認でき、進捗に応じた計画の見直しや、適切な工数配分を実現できるでしょう。
必要な情報にスムーズにアクセスできる仕組みが構築されていれば、素早い意思決定が可能となり、機会損失を回避できます。
万が一のトラブルにも迅速に対応することで、損害を最小限に食い止めることが可能です。
組織の情報共有がうまく進まない場合は、以下のような原因が考えられます。
社内の情報共有を促進するためには、従業員にとって負担の少ない仕組みを構築することが大切です。入力作業などに手間がかかる方法を採用しているとハードルが上がり、共有の遅れや共有し忘れが起こりやすくなります。
日々の業務に追われて余裕がなく、情報共有の時間を確保できないケースもあるでしょう。従業員がそのための時間を確保できない状況では、いくら重要性を説いても情報共有は進みません。
1人当たりの業務量が多すぎる場合は、まず人員を増やしたり、作業の効率化を図ったりして、時間的余裕を生み出す必要があります。
情報共有を促すためには、情報共有の重要性やメリットを周知しなければ、従業員の行動を促すことは困難です。
人間関係上の問題があり、チームの雰囲気が悪い場合も、情報共有は進まなくなってしまいます。
例えば、メンバーの失敗やミスを許さない雰囲気のチームでは、情報を共有せずむしろ隠蔽する方向へ傾きがちです。
また、従業員同士の競争意識が行きすぎると、有用な情報を共有せず独り占めしようとする人が現れるケースもあるでしょう。
実際には周囲に伝わっていないにもかかわらず、従業員本人は情報共有ができているつもりになっているケースもあります。情報共有の認識にズレがあると、従業員同士のすれ違いやトラブルの原因にもなるので注意が必要です。
社内に情報共有の仕組みをつくりたい場合は、次の4つのステップで進めるとよいでしょう。
まずは、社内で共有すべき情報を明確にします。これまでの業務において蓄積された情報を整理し、必要な情報だけをピックアップしましょう。情報の信ぴょう性を確認し、本当に有用な情報だけを残すことが大切です。
共有すべき情報には、例えば以下のようなものがあります。
情報共有のルールを策定します。従業員によって情報共有のやり方が異なると混乱を生み、必要な情報が埋もれてしまう可能性があるため、情報をいつ、どのように共有するのか明確なルールを設けましょう。
なお、ルールを策定するだけでなく、社内に周知することも大切です。
紙ベースで管理している情報がある場合は、デジタル化を図りましょう。インターネットを通じた情報共有が可能となり、テレワークをはじめとする多様な働き方にも対応しやすくなります。
ペーパーレス化により、紙の保管スペースや、紙代・インク代などのコストを削減できる点もメリットです。
情報共有を円滑化するために、情報はできるだけ一元管理しましょう。さまざまな領域の情報をまとめて管理すれば、業務上の連携がスムーズになります。
検索性を向上させ、必要な情報にアクセスしやすい仕組みを構築しましょう。ここからは、情報共有を成功させるための3つのポイントを解説します。
社内の情報共有を促進するには、従業員に情報共有の必要性を理解してもらう必要があります。従業員に積極的に取り組んでもらうためにも、社内教育を実施して、情報共有の効果を周知しましょう。
情報共有の目的に合わせて、「業務効率の向上」や「新人教育の効率化」などに成功した事例を紹介することもおすすめです。
情報を共有しやすい雰囲気をつくるためには、社内のコミュニケーションを促進することが大切です。従業員同士の交流を増やし、信頼関係を深めることで、風通しのよい職場環境を目指しましょう。
具体的には、以下のような施策が考えられます。
情報共有を円滑化するためには、自社に最適な情報共有ツールを導入することが大切です。
代表的なツールには、以下のようなものがあります。
メール |
情報を文書として残せるメリットがあるが、手間がかかり、誤送信などのリスクもある |
チャット |
メールよりも手軽に、リアルタイムで情報を伝えられる |
ナレッジマネジメントツール |
知識やノウハウの共有に特化したツール。ファイル共有やFAQの作成なども可能 |
タスク管理ツール |
業務の進捗状況の管理に特化したツール |
このほかにも、情報共有ツールにはさまざまな種類があります。情報共有の目的に合わせて、最適なツールを選択しましょう。
また、ツールを選定する際は、以下のようなポイントをチェックするとよいでしょう。
・初期費用やランニングコストが予算に合っているか
・操作が容易で、誰もが使いやすいと感じるか
・ツールの導入によって自社の課題を解消できるか
・支援体制が充実しており、トラブル発生時にサポートを受けられるか
トライアルを利用し、操作感を確かめてから導入することをおすすめします。情報共有の促進は、属人化の解消や業務効率の向上など、企業にさまざまなメリットをもたらします。しかし、情報共有が仕組み化されていないなどの理由から、情報がうまく共有されていない、生かしきれていないという企業も多いでしょう。
情報共有の課題解消には、ぜひレコードバンキングシステム「WAN-RECORD Plus」(ワンレコードプラス)をご活用ください。組織の情報がブラックボックス化しないよう入力規制機能やマスタ連携機能でルールに即したきれいなデータを登録・整備できるコンテンツ管理ストレージです。初期費用が0円、月々5万円で 200アクティブユーザーまで利用可能です。アクセス権などのセキュリティ設定や内部統制機能も標準搭載しております。データ化された文書だけでなく、紙文書の保管場所まで一元管理が可能です。執筆者名 ブログ担当者
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