NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社NXワンビシアーカイブズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 林田 直也、以下、NXワンビシアーカイブズ)が提供する電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」(URL:https://www.wanbishi.co.jp/econtract/)は、アストロラボ株式会社(所在地:東京都港区、 代表取締役:日下ヤスユキ、以下アストロラボ URL:https://www.astrolab.co.jp/)が提供する契約書保管クラウド「どこでも契約書クラウド」と、APIによるシステム連携を2023年4月11日に開始したことをお知らせします。これにより、「WAN-Sign」で締結した電子契約書を自動的に「どこでも契約書クラウド」に取り込むことができます。
【「WAN-Sign」と「どこでも契約書クラウド」のAPIによるシステム連携の背景】
近年はリモートワークの浸透で、69.7%の企業が何らかの電子契約を利用しているという報告(一般財団法人日本情報経済社会推進協会(以下、JIPDEC)「企業IT利活用動向調査2022」 https://www.jipdec.or.jp/library/itreport/2022itreport_spring.html)があります。また2023年のJIPDEC「企業IT利活用動向調査2023」速報では、電子契約を利用している企業が7割超になったことが、最新情報として発表されています。
電子契約が普及する一方、各企業はそれぞれ異なる電子契約サービスを利用していることから、受注側の企業は発注側企業の利用する電子契約サービスでの契約締結を求められる、といったことがあります。そのため、締結済みの電子契約書を一箇所に集めるには、締結済み契約書を特定のファイルに収める必要があり、また締結の権限を持つ会社代表者自らが作業をしないと契約書が行方不明になるという問題も発生しています。また従来の紙やPDFの契約書なども存在しており、管理が複雑になっています。
このような課題を解決するため、「どこでも契約書クラウド」と「WAN-Sign」はAPIによるシステム連携を開始し、「WAN-Sign」で締結した契約書が自動的に「どこでも契約書クラウド」に保存できるようになりました。従来の紙の契約書はアプリで撮影するだけ、PDFはドラッグ&ドロップするだけで、紙の契約書も電子契約書も「どこでも契約書クラウド」で一元化して保管が可能となります。取り込んだ契約書はAI-OCRで処理され、全文検索することができます。
【APIによるシステム連携の概要】
連携を行うことにより契約書情報を双方でシームレスに同期することが可能になりました。「WAN-Sign」で締結した契約書は自動的に「どこでも契約書クラウド」に保管され、「どこでも契約書クラウド」上で編集や変更をされた契約書情報は「WAN-Sign」上においても自動更新が行われます。
「どこでも契約書クラウド」の設定画面から外部サービス連携で「WAN-Sign」を選びログインしていただければ連携が開始します。
<ご利用料金>
・「どこでも契約書クラウド」の利用料金がかかります。
・「WAN-Sign」とWAN-Sign APIの利用料金がかかります。
【WAN-Signとは】(URL:https://www.wanbishi.co.jp/econtract/)
NXワンビシアーカイブズが提供する電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」は、GMOインターネットグループの「電子印鑑GMOサイン」(GMOグローバルサイン・ホールディングス提供)※1とGlobalSign認証局・電子署名(GMOグローバルサイン提供)を技術基盤としています。内部統制やセキュリティ機能などを独自サービスとして強化・追加拡張し、書面契約書および電子契約によって締結した契約書の一元管理を実現しました。さらに、書面契約書の原本管理・保管から電子化を一つのサービス内で提供できる他にはない電子契約・契約管理ソリューションです(特許番号:特許第6898416号)。大手企業や金融機関・政府系機関・公共機関から不動産業・建設業・物流業・製造業・人材派遣業など業種や規模を問わず導入が進んでいます。NXワンビシアーカイブズでは単純に電子契約サービスを提供するだけでなく、NXワンビシアーカイブズが長年培ったデータ・ソリューションや契約管理業務・電子化作業のノウハウに基づいて、お客様の契約管理全体をサポートいたします。
(※1)「GMO電子契約サービスAgree」ワンビシアーカイブズの電子契約サービスのプラットフォームに採用(URL:https://www.gmo.jp/news/article/6406/)(2022年7月1日(金)より「NXワンビシアーカイブズ」に社名変更いたしました。)※2
(※2)「GMO電子契約Agree」の名称について、2021年2月12日(金)より「電子印鑑GMOサイン」に変更いたしました。
【どこでも契約書クラウドとは】(URL:https://keiyakusho.cloud/)
「どこでも契約書クラウド」は紙の契約書やPDFの文書、電子契約書をクラウド上に暗号化して保管する契約書保管クラウドサービスです。紙の契約書はアプリで撮影するだけ、また、PDFはドラッグ&ドロップするだけ、電子契約はそれぞれのサービス上で契約締結するだけで、AIが独自のOCR処理を実施し、本文を全文検索可能な状態にします。一般的には暗号化した文章は検索することができませんが、アストロラボが独自に開発した暗号化ロジックにより、暗号化した状態のまま全文検索を行うことが可能になりました。
さらに、クラウド上に契約書を保管することにより、PCだけではなくタブレットやスマートフォンからもリモート環境下での内容確認が可能。外出先からの内容確認ができるだけではなく、遠方の支社や関係者とも情報共有を行うことができます。現在、「どこでも契約書クラウド」は「WAN-Sign」、「GMOサイン」と連携しております。今後もさまざまな電子契約サービスとの連携を行なってまいります。
【株式会社NXワンビシアーカイブズとは】
NXワンビシアーカイブズは、1966年の設立以来、一貫して『企業の情報の安全確保と管理の効率化』を追求し、堅固なセキュリティ体制のもと、重要な情報(機密文書、医薬品開発関連資料、永年保存の歴史資料、テープ等の記録メディア、デジタルデータ、細胞・検体試料など)の発生段階から活用、保管、抹消までのライフサイクル全てをカバーした総合的サービスを提供しています。現在では東京・大阪・名古屋・九州に営業拠点を置き、官公庁や金融機関・医療機関・製薬業をはじめとした4,000社以上のお客様にご利用いただいており、2017年には書類とデジタルの両方をカバーする新しい書類保管サービス「書庫探」、2019年には書類と電子に対応した電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」、2022年にはWeb申し込み後、最短5日で利用可能な書類保管サービス「WAN-CASE」をリリースし、お客様の働き方の変革をサポートできるサービスを提供しています。
【アストロラボ株式会社とは】
アストロラボ株式会社は、「レガシーを、セクシーに!」を合言葉に、ビジネスに真のDX化を実現させるための仕組み創りに日々挑戦しています。今後もアストロラボは、「企業DXのリーディング・カンパニー」として、ユーザーの皆さまの"デジタル化による仕事の効率化"だけでなく"ワクワク"する価値体験の提供を通じてサステナブルな世界の実現を目指しています。
以上
【報道関係お問い合わせ先】
【「WAN-Sign」に関するお問い合わせ先】
【「どこでも契約書クラウド」に関するお問い合わせ先】
【株式会社NXワンビシアーカイブズ】(URL:https://www.wanbishi.co.jp)
会社名 |
株式会社NXワンビシアーカイブズ |
所在地 |
東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス |
代表者 |
代表取締役社長 林田 直也 |
事業内容 |
■データ・ソリューション事業(機密文書、医薬品開発関連資料、永年保存の歴史資料、テープ等の記録メディア、デジタルデータ、細胞・検体試料などの活用から保管・抹消等、電子契約) ■保険代理店事業(生命保険・損害保険) |
資本金 |
40億円 |
法人番号 |
4010401065760 |
【アストロラボ株式会社】(URL:https://www.astrolab.co.jp)
会社名 |
アストロラボ株式会社 |
所在地 |
東京都港区南青山1-26-1 寿光ビル6階 |
代表者 |
代表取締役CEO 日下ヤスユキ |
事業内容 |
企業のDX化戦略立案支援、DX化実装支援、クラウドMD・クラウドCRMの企画・開発・運営、「備品管理クラウド」の企画・開発・運営、「どこでも契約書クラウド」の企画・開発・運営 |
資本金 |
114,249,550円(資産準備金含まず) |
法人番号 |
5011001092913 |
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
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