Sustainability

サステナビリティ

NXグループ サステナビリティ方針・ビジョン

サステナビリティ方針・ビジョン策定の背景

NXグループは、創立100周年となる2037年に「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」となることを「長期ビジョン」として掲げています。また、同ビジョン達成に向けて策定した経営計画では、「サステナビリティと経営の統合」をコア戦略の1つに定め、持続的な成長とステークホルダーとの共創による企業価値向上を目指しています。

このような背景の元、今般、近年進めてきたサステナビリティ経営をより深化させ、実効性の高い施策をグループ一丸となって遂行するため、サステナビリティ方針・ビジョンを策定致しました。

NXグループは、”社会発展の原動力であり、物流から新たな価値を創り、信頼される存在である”という企業理念を体現し、サステナビリティ活動においても、グローバル市場で存在感を持つグループとなるべく、取り組みを進めてまいります。

サステナビリティ方針

  • NXグループは、従業員、ビジネスパートナー、お客様、地域社会といったステークホルダーと共創し、実り豊かな未来を目指すことで、持続可能な社会の実現を目指していきます。
  • NXグループは、自社とお客様の環境負荷の低減に貢献する事業に取り組むことで、カーボンニュートラル社会の実現や、地球環境の保全に貢献していきます。
  • NXグループは、人と人、ビジネスとビジネスをグローバルに繋ぎ、社会課題の解決に寄与するソリューションを提供することで、社会から必要とされる存在として、持続的な成長を追求していきます。

サステナビリティビジョン

NXグループの約束

私たちの企業理念には、”物流を通して社会に貢献し、豊かな未来を創る”という強い意思が含まれています。”豊かさ”の定義は時代に応じて変わります。変化の激しい時代において、社会に貢献し、社会から求められる存在であるためには、人や社会のあり方を見ながら、時代に求められる価値を創出し続ける必要があります。
私たちは、長い年月をかけて、物流を通じて新たな価値を創り、世界中でお客様のビジネスとサプライチェーンを支えてきました。これまで重視してきた安全・コンプライアンス・品質への高い意識や、顔が見える関係性の中で社会インフラを支え続けてきたことは我々の誇りであり、未来に引き継ぐべき価値と捉えています。今後は、この変わらない価値に加え、今の時代に最も求められている豊かさである”サステナビリティ”に、業界リーダーとして責任を果たす気概を持ち、NXグループらしく取り組んで参ります。
私たちはこれからも創意工夫を繰り返し、新しい道を切り拓き続けます。物流が社会を豊かにしていく原動力であることを信じて。

NXワンビシアーカイブズの重要課題への取り組み

サステナブルソリューションの開発・強化

取り組み状況

コンテンツ管理ストレージ「WAN-RECORD Plus」

引き継ぐべき情報資産を、未来にわたり活用できる基盤として作り出すことをコンセプトに開発された、新しいクラウドアプリケーションサービスです。
業務の様々な記録をレコードとして保管し、属性情報を付加することで、レコード作成者と利用者 双方の業務効率化を実現します。

  • 「WAN-RECORD Plus」リリース、ISO27017取得
  • 「WAN-RECORD Plus」特許取得

機密抹消処理サービス「RECOLO」

書類の機密抹消処理サービス「RECOLO」の提供を通じて、環境に優しい取り組みを広げています。「RECOLO」では、オフィスで不要になった書類を箱ごと溶解処理し、99%リサイクルすることで、お客様のサステナブルな活動を支援しています。

地域還元モデルの構築

地域社会の「安心・安全」な環境作りと情報管理体制の強化に貢献します。

  • 琵琶湖版SDGs「マザーレイクゴールズ」に賛同
    ~滋賀県内企業の電子契約サービス
    「WAN-Sign」利用料金の一部を寄付し、琵琶湖の保全に~
  • 「WAN-Sign Project×smile rainbow」を通じて滋賀県「滋賀応援寄附」へ寄付
  • 北九州市「こども食堂」事業を支援
    ~電子契約サービス「WAN-Sign」の利用料の
    一部を寄付し、地域社会に貢献~
  • おおいたダイヤ事業協同組合と「障がい者雇用×地域企業DXによる共生社会の実現」に向けた地域還元モデルの取り組みで合意
琵琶湖版SDGs
「マザーレイクゴールズ」賛同
こども食堂事業支援
「滋賀応援寄付」へ寄付

文書の自動データ化サービス「COGENT AI SmartRead PLUS+」

NXワンビシアーカイブズと株式会社Cogent Labsは資本業務提携を締結し、業務の自動化に向けたサービスの提供を開始しました。
Cogent Labs社の最先端AI技術と、当社が持つ堅牢なセキュリティ環境および実績の豊富なオペレーションを融合。「COGENT AI プラットフォーム」において、「ヒューマン・イン・ザ・ループ」を最適な形で実践し、専門のオペレーターによる監督のもとでAI-OCRによる仕分け・読み取りを行い、信頼度が高く、すぐに活用可能なデータを提供します。これにより、文書のデータ化は安全かつ完全に自動化され、お客様の作業はゼロになります。
両社は、業務提携を通じて、文書から構造化データへ、そして情報としての活用へとつなげる、様々なサービスを展開していきます。これにより企業は価値創造業務への集中を実現することができます。
最初の協業サービスとして、文書の自動データ化サービス「COGENT AI SmartRead PLUS+」の提供を開始しました。

特化型チャットボット構築支援サービスの提供を開始

生成AIを活用した特化型チャットボット構築支援サービスを、2025年11月より提供開始しました。
本サービスは、自治体史などの情報を効果的に活用するために、特化型チャットボットの構築を支援するものです。
特化型チャットボットの作成に必要なナレッジデータやプロンプト(指示文)の作成支援など、立ち上げに関する総合的なサポートを提供します。
紙媒体やPDFファイルの資料をテキスト化する際には、縦書き・横書きや印字・手書き、多段組・表形式などのレイアウトに応じて適切なAI-OCRを選定することが重要です。
当社サービスでは、お客さまの資料に適したAI-OCRを選定しテキスト化した上で、生成AIが理解しやすい形式に構造化します。
さらに、お客さまが作成されたプロンプトについても、チャットボットの利用目的に合わせて回答文のトーンや出力形式となるよう調整支援を行います。

オペレーションのデジタル化・ロボティクス導入

  • 自動搬送機THOUZER(サウザー)の導入

人を検知して追従搬送を行うことができ、台車などの牽引が可能です。
自動倉庫から取り出した出庫物を荷捌場まで搬送する際に使用され、搬送担当者の後ろを追従することで、作業者の手間を大幅に削減します。
この技術により、搬送にかかる工数を削減し、業務効率の向上と作業負荷の軽減を実現しています。

自動搬送機THOUZER(サウザー)

気候変動への取り組み強化

取り組み状況

Scope1(燃料)削減

  • 環境配慮車両への切り替えを推進
  • グループ共同配送の取り組み
  • CO2排出量 1,460t-CO2(2025年度)

Scope2(電気)削減

  • 太陽光パネルの設置
  • LED照明への切り替え
  • 高効率な空調機器への更新
  • 再生可能エネルギー(非化石証書)の利用
  • CO2排出量 4,126t-CO2(2025年度)
ハイブリッド特装車
情報管理センターへの
太陽光パネルの設置

取り組み事例の紹介

エコドライブ
ゆっくり発進、穏やかな加速、無駄なアイドリングを止めることなどで燃費を向上させ、CO2排出量を抑える運転技術をエコドライブと言います。
当社はAIドライブレコーダーの導入およびエコドライブの実技講習を受講し、環境に配慮した運転の取り組みを行っています。

森林育成活動
NXグループは、環境社会貢献活動の一環として、山形県飯豊町と鳥取県日南町に「NXグループの森」を設け「森の多面的機能を高める」「地域社会への貢献」「環境人材の育成」をコンセプトに、それぞれ年2回、町役場や森林組合などの協力・指導のもと、計画的に植樹や下草刈りなどの活動を行っています。
豊かな自然環境の中で森林保全の重要性を学び、環境への意識を高めることができます。 このような活動を通じて、NXグループは持続可能な社会の実現を目指し、地域との絆を深めています。

ビジネスインフラの強靭化

取り組み状況

リスクマネジメント・品質管理体制の整備

  • QRM(Quality Risk Management)活動の実施
  • ISO9001(品質)の取得
  • 業務改善活動事例に関する展示会の開催
  • リスクマネジメント研修の実施
  • 凍結細胞保管における医薬品製造業(包装・表示・保管/生物学的製剤等)の許可取得
  • 再生医療等製品製造業(包装・表示・保管)の許可取得
品質活動
業務改善活動

サイバーセキュリティ対策などのITインフラの強化

  • ISO/IEC27001(情報セキュリティ)の取得
  • ISO/IEC27017(クラウドサービスセキュリティ)の取得
  • シーサート協議会加盟 連携分野横断的演習
    へ参加
  • 不審メール対応に関する研修の実施
  • ※ISO27017は認証規格JIP-ISMS517-1.0のガイドラインです
本社開催の
展示会の様子

BCPに関する体制整備と実効性向上

  • ISO22301(事業継続)の取得
  • 事業継続計画の策定
  • 災害等備蓄品の整備・管理
  • 安否確認システム導入・訓練実施
事業継続
取り組み事例の紹介

埼玉県警察・滋賀県警察と「技術情報流出対処訓練」を実施

埼玉県および滋賀県に所在する当社情報管理センターにおいて、技術情報が不正に持ち出され、情報流出に至る事案を想定し、埼玉県警察および滋賀県警察と合同で「技術情報流出対処訓練」を実施しました。
本訓練は、緊急時における警察への通報、初動対応、関係者へのヒアリングおよび現場確認などの一連の手順を、実動形式で確認することを目的としたものです。

■訓練内容(当社対応の主な項目)

  • 警察への通報および初動連絡
  • 事案概要の整理および関係者対応(ヒアリング等)
  • 現場確認に向けた対応(警察との連携、必要情報の提示等)
  • 対応手順および連絡体制の確認(課題抽出を含む)

当社は、本訓練で得られた課題や気づきを社内手順や教育等に反映し、技術情報を含む重要情報の保護および関係機関との連携強化に継続して取り組んでまいります。

イノベーションを生む人財力の向上

取り組み状況

DX人財育成(全社員のデジタル・リスキリング教育の実施)

  • デジタル・リスキリング教育の実施
  • ITパスポート・基本情報技術者資格等取得の支援
  • DXプロジェクトリーダー研修への参加

女性活躍の推進

  • 女性のキャリアに関する社内研修の拡充
  • 産休育休取得からの復帰率 100%

従業員エンゲージメントの向上

  • 「健康経営優良法人2026」に認定(6年連続認定)
  • グループ内公募制度の活用促進
  • 柔軟な働き方への取り組み
    フレックスタイム制度・在宅勤務・テレワーク、育児・介護による時短勤務制度
「健康経営優良法人2026」に認定

次世代育成支援対策推進法および女性活躍推進法に基づく行動計画

性別に関わらず社員が能力を発揮する機会の提供と、ワークライフバランスのとれた働き方ができる職場環境を実現するため、次のように行動計画を策定し取り組んでいきます。

1. 計画期間

2025年1月1日 ~ 2027年12月31日

2.目標と取組内容・実施時期
目標1:毎年、社員の有給休暇取得率70%以上を維持する
<取組内容>
2025年1月~
有給休暇の取得状況を把握・分析する
2025年2月~
有給休暇取得KPIおよび取得率の定期的な社内周知の準備・実施
  • 数値を見える化し、経過確認できるようにするとともに積極的な取得への意識付けを行う
2025年6月~
有給休暇が取得しやすい環境整備に向けた企画検討・実施
(有給休暇取得促進のためのチラシの作成、ポータル周知等)
  • 以降、毎年施策の企画・実施を行う
目標2:管理職に占める女性割合を10%以上にする
<取組内容>
2025年2月~
全従業員に対しダイバーシティ研修の継続的な実施(社員の意識変革)
2025年3月~
女性社員を対象とした育成研修の企画・実施
2025年7月~
キャリアアンケート(定期的な意識調査)の実施
2025年9月~
キャリアアンケート結果より、以下施策の検討・実施
  • 個々人のキャリアを踏まえた翌年の人事異動
  • 女性社員の管理職昇格に向けた部署ごとのフォロー施策
  • 以降、毎年施策の企画・実施を行う

健康経営の取り組み

  1. 従業員が高い就業意欲を持って働ける
  2. 従業員が健康意識を高めて自主的な健康づくりを続けられる
  3. 会社は従業員の健康づくりをサポートする
・「NXワンビシアーカイブズ健康宣言」

株式会社NXワンビシアーカイブズは、いきいきと働く
従業員1人1人の質の高いサービスで、
お客様との相互信頼を築き、
社会的責任を果たしてまいります。

そのために当社は、従業員の心身の健康づくりに
全社をあげて取り組みます。

当社の健康経営の取り組み

健康経営の推進体制

人権の尊重と責任ある企業活動の実現

取り組み状況

コンプライアンスの徹底(コンプライアンス違反撲滅、ハラスメント防止)

  • コンプライアンス研修の実施
  • 人権研修の実施
  • 内部通報制度の拡充

安全・安心の確保(労働安全衛生対策の充実、事故の撲滅)

  • プライバシーマーク
  • Gマーク(「安全性優良事業所」認定)の取得
    対象拠点:寄居運輸グループ、八日市運輸グループ、東大阪運輸グループ
  • 運転者職場環境良好度認証の取得
    対象拠点:本社、関東第3センター、関東第4センター、関西センター、東大阪営業所
  • 交通事故を未然に防ぐための適性検査の実施
  • AIドライブレコーダーの導入
  • 安全運転研修の実施
  • 春の火災予防点検、秋の交通安全運動
安全衛生
Gマークの取得
運転者職場環境
良好度認証の取得
「DRIVE CHART
Award2025」
物流部門全国6位
受賞

社会貢献活動

  • 障がい者福祉事業団運営のパン社内販売
  • 清掃活動
  • 募金、寄付
  • 街頭募金活動(小児がん経験者・がん遺児奨学金制度)への参加
    社会貢献活動2025年度実績
    延べ参加人数:13,011人
    実施回数:180回
障がい者福祉事業団運営のパン社内販売

取り組み事例の紹介

安全運転研修
当社から選抜された4名のドライバーがNX-TEC伊豆にて開催された「ドライバー指導基礎研修」に参加しました。
本研修は3泊4日の日程で行われ、参加者はハイレベルな研修を通じて安全運転の技術と知識を深めました。
この研修で得た知識と技術を基に、当社では各拠点ごとに安全教育を展開し、ドライバー一人ひとりの安全意識向上を目指しています。

安全運転研修の様子

「DRIVE CHART Award 2025」物流部門全国6位受賞

当社はGOドライブ株式会社が提供するAIドライブレコーダー「ドライブチャート」を利用しています。
ドライブチャートには、危険運転が検知された場面を共有し、どのような状況だったかを動画で確認できる機能があります。また、その日の運転がどのように評価されたかをレポートで確認できるほか、ランキング機能も備わっています。
そのランキング結果に基づき、優秀な企業を表彰する「DRIVE CHART Award 2025」において、当社は物流部門で全国6位という成績を収めました。

個人情報保護活動が評価され「JUASプライバシーマーク・カンファレンス2025 オンライン」にて事例紹介講演を実施

当社は「JUASプライバシーマーク・カンファレンス2025 オンライン」にて、取り組み事例紹介の講演を実施しました。
本講演は、プライバシーマークの審査機関である一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)から、個人情報保護活動において優良な取り組みを行っていると評価された企業が、自社の取り組み内容を紹介するものです。当社が当該企業として推薦され、講演を行うこととなりました。
講演内容は、各PMS(Privacy Management System)活動において、「認証維持のためだけの活動にしない」(形骸化の防止)ことや、「事務局だけの活動にしない」(全社で取り組む)ことを重視している点、各活動における工夫と、特に事故防止の観点から実施していることをご紹介しました。