CROSS TALK

(情報サービス×業務サービス対談)

Vision

あたりまえを支える
使命と責任。

企業の情報資産を管理運用するという、他にあまり例を見ないビジネスを展開しているNXワンビシアーカイブズ。これからの社会にとって必要不可欠な、この事業を支える 2 本の柱が「情報サービス」と「業務サービス」です。それぞれに携わる二人の社員が、仕事の意義や醍醐味、そしてNXワンビシアーカイブズの将来について語ります。

  • 丹下 直己

    情報サービス部 ITインフラ室

    丹下 直己Naoki Tange

    2010年入社 電子工学科卒

    情報サービス部にてネットワークやサーバなどのITインフラ構築を担当。現在はそうした業務に加えて、セキュリティに関する調査研究やRPAなどの新技術の導入プロジェクトにも関わっている。

  • 佐藤 藍子

    関東第3センター BPOグループ

    佐藤 藍子Aiko Sato

    2012年入社 法学部卒

    新入社員研修の後、人事総務部に配属となり労務管理などに従事。5年目に業務サービス部門に異動し、現在はBPOグループで検索・電子化のBPO案件や金融機関の事務アウトソーシングなどを担当。

Theme 01

デジタルとアナログ、両方を究めていることがNXワンビシアーカイブズの強み。

デジタルとアナログ、両方を究めていることがNXワンビシアーカイブズの強み。

佐藤

丹下さんは入社以来、ITインフラの構築を担当していらっしゃるんですよね。

丹下

ええ。いまやどんなビジネスもITなくしては成り立たない時代です。特に社会のデジタル化がいっそう進むなか、企業の情報資産を管理するNXワンビシアーカイブズにおいてもITの重要性はますます高まっています。お客様がNXワンビシアーカイブズに安心して情報資産をお預けいただけるのも、確かなIT基盤があってこそ。私は入社以来、このITインフラを企画構築する仕事に携わっています。

佐藤

そうして丹下さんが築いてくださったITインフラの上で、実際にお客様の情報資産をきちんと管理運用していくのが業務サービス。なかでも私はBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)案件を担当しています。BPOというのは、お客様に代わって情報資産の管理業務を当社が行うもので、たとえばお客様からお預かりした紙の書類をデジタル化し、検索しやすい情報にしてデータセンターに保管するなど、こうした一連の業務を多くのスタッフをマネジメントしながら進めています。

佐藤 藍子

丹下

私が所属するITインフラ室は少数精鋭のチームなので、社内のネットワークやサーバの構築はもちろん、セキュリティからデータセンターの環境構築支援まで、守備範囲がとても広いんですね。過去には海外出張したこともあります。

佐藤

海外出張は面白そうですね。NXワンビシアーカイブズって実は幅広い事業を手がけていて、意外といろんなチャンスがあるんですよね。

丹下

そう、当社は情報資産の管理に関しては何でもカバーしている企業で、電子化されたデジタルデータと紙の書類のようなアナログデータの両方を取り扱うことができ、しかも佐藤さんたちのチームがセンターでしっかりと安全確実に管理している。それが大きな強みであり、だからこそお客様が「NXワンビシアーカイブズにすべて情報資産の管理を任せれば安心だ」と評価してくださるのだと思いますね。

Theme 02

サービスを向上するために企画したことは、どんどん実行できる。

サービスを向上するために企画したことは、どんどん実行できる。

佐藤

「情報サービス」と「業務サービス」は、まさに当社の事業を支える両輪ですよね。お客様により良いサービスを提供していくためには、仕事の質をもっと上げていかなければといつも思っていますし、新しいことへの挑戦も大事です。そしてNXワンビシアーカイブズにはやりたいことに挑戦させてくれる風土がある。

丹下

私も以前、社内の老朽化したネットワークを更改するタイミングで「何か新しいことができないか」と企画して実行したことがあります。品質を保ちつつ低コストでネットワークを運用できれば、会社の収益にも貢献できると考え、バックアップ回線を見直して無線化してランニングコストを下げることを計画。自分で調査し、ふさわしい技術を選定して上層部に提案したところ、「やってみろ」とプロジェクトを任せてもらえることになった。結果、これまでよりも半分の費用でネットワークを運用できるようになりました。

佐藤

丹下さんはこのプロジェクトで「社長賞」を受賞されたんですよね。

佐藤 藍子、丹下 直己

丹下

ええ。若くても成果を上げれば、会社からきちんと評価され認めてもらえることもNXワンビシアーカイブズで働く魅力だと思いますね。

佐藤

センターの現場にも改善の文化が根づいていて、毎年「業務分析活動」が実施されています。これは全国に13あるセンターでそれぞれ選ばれたメンバーがチームを組み、業務品質の向上やコストの削減を目標に、現状を分析して業務を改善していこうという取り組み。私はセンターに異動して2年目に、この業務分析活動の推進者になりました。そこで、従来の作業の進め方を根本から見直し、こうすればもっと効率化できるとアイデアを出して検証を続けた結果、いままで約50人要していた作業を1割減らした人数で行える体制を実現。この業務分析活動は、センター対抗で成果を発表しあうコンテスト形式なのですが、そこで私のチームが見事に一等賞に輝いて、あの時はとてもうれしかったです。

Theme 03

最先端のセキュリティを追求。RPAなどの新技術導入にも積極的。

最先端のセキュリティを追求。RPAなどの新技術導入にも積極的。

丹下

ITインフラ担当として、いま私が最も重視しているのは「セキュリティ」ですね。NXワンビシアーカイブズはお客様の機密情報をお預かりするので、安心安全な情報資産の管理が何よりも重要。万が一、保管しているお客様の情報が外部に漏えいしてしまうようなことがあれば、たとえわずか一件でも当社への信用がすべて失われてしまいます。

佐藤

それは私も強く感じています。いまや情報は企業にとって非常に大切な資産であり、もしそれが漏えいしたり、あるいは消失してしまうようなことがあると、お客様の経営に大きな支障をきたしてしまう。それほど重大な役割を担っているのだという使命感と責任感が求められますし、それが薄い人はNXワンビシアーカイブズの仕事は務められない。

丹下

情報サービス部門もそう。メンバー全員に高い倫理観が求められますが、逆にそれだけ社会にとって重要な仕事を担っているということ。セキュリティについては常に最先端を追求しており、実は当社の技術力は業界内でもかなり高いほうだと思います。たとえば「日本シーサート協議会」という大手IT企業各社が加盟するセキュリティ技術の研究組織にも参加しており、そこで最新情報を共有してサイバー攻撃などへの対策を講じています。

丹下 直己

佐藤

RPA(ソフトウェアロボットによる業務の自動化)などの新しい技術の導入にもNXワンビシアーカイブズは積極的ですよね。

丹下

そう。私はいまRPAを社内で立ち上げていくプロジェクトにも関わっていて、すでに20~30のソフトウェアロボットを開発し、さまざまな部署に展開しています。佐藤さんがいらっしゃるセンターもRPAを活用すれば業務をもっと効率化できるので、現場からどんどんリクエストを出してほしいです。

佐藤

RPAは私も注目しています。定型的な現場の作業をこれで自動化できれば、よりクリエイティブな仕事に専念できるようになる。これから丹下さんの力もお借りしてRPAをどんどん導入し、サービスの品質をさらに向上させていきたいですね。

Theme 04

これからの時代に合った新しい事業を創り、さらに社会に貢献したい。

これからの時代に合った新しい事業を創り、さらに社会に貢献したい。

佐藤

私は業務サービスを担う上で、「私もお客様の企業の一員なんだ」ということを常に意識しています。NXワンビシアーカイブズのBPOは、それまでお客様が手がけていた情報資産の管理を当社のセンターに移管し、私たちがお客様に代わって業務を進めていきます。新たにBPO案件を立ち上げる時、お客様も「本当に大丈夫だろうか?」不安に思われていることが多いのですが、そこで私がお客様としっかりコミュニケーションをとり、お客様の期待を超えるような情報資産の管理体制を提案して作っていくことで、パートナーとして頼られるようになる。お客様との間に「絆」のようなものが生まれるんですね。そんな時、私はとてもやりがいを感じます。

丹下

こうして佐藤さんをはじめ業務サービスのスタッフの方々が、お客様からしっかりと信頼を得ていることが、NXワンビシアーカイブズの事業の根幹を支えているんですよね。これから業務サービスの現場でもITがもっと深く関わってくると思うので、新しい技術をどんどん導入し、よりいっそう利便性の高い仕組みを社内に提供してNXワンビシアーカイブズの事業をさらに進化させていきたいですね。

佐藤

これから社会のデジタル化がいっそう進展していくと、まだNXワンビシアーカイブズが手がけていない新しいサービスが求められていくと思います。いま私が担当しているBPOも、時代のニーズに応えて新たにスタートした事業なんですよね。ですからNXワンビシアーカイブズがこれからさらに成長していくためには、時代に合わせてまた新しい事業を創り出してお客様に貢献していかなければなりませんし、それが私たち若い世代に課せられた使命だと思っています。

丹下

もはやNXワンビシアーカイブズは、世の中の多くの企業にとって不可欠な存在になっていると思うんですね。情報資産の管理の重要性はこれからますます高まっていくでしょうし、それに応えることでNXワンビシアーカイブズも右肩上がりで発展していくことは間違いない。そのための重要な鍵を握るのはやはりITであり、ITで何か面白いことをやりたいと思う方には本当にチャンスに溢れた場だと思いますね。

情報サービス×業務サービス対談の様子

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