NXワンビシアーカイブズの挑戦の物語

NXワンビシ
アーカイブズの
挑戦の物語

About Us

日本にまだないビジネスへの挑戦。
NXワンビシアーカイブズの歴史は、
その積み重ねだった。

NXワンビシアーカイブズは日本初の情報資産管理の会社として、書類やデータの外部保管事業からスタートしました。その後、お客様からの信頼を勝ち取ったことで、お客様の書類管理業務そのものを当社へアウトソーシングする事業モデルへ進化。現在は「データ・ソリューション事業」として、アナログからデジタルまで幅広いサービスを提供しています。
前例のないユニークな事業へ次々と挑戦し、独自の進化を遂げたNXワンビシアーカイブズのこれまでの挑戦の軌跡をお伝えします。

Story 01

1960年代

半世紀前、「レコードマネジメント」という概念を初めて日本に導入。

半世紀前、「レコードマネジメント」という概念を初めて日本に導入。

NXワンビシアーカイブズが誕生したのは、今から半世紀ほど前の1966年。大手総合商社出身でエネルギー関連事業を営んでいた初代オーナーが、「GS(ガソリンスタンド)経営は労働集約型だが、これからは倉庫などの資本集約型も良いのでは」ということから、倉庫業を始めたのがきっかけでした。また、経営陣がアメリカ視察に赴いた際、企業の書類やデータなどを外部の倉庫で保管する「レコードマネジメント」というビジネスを知り、オーナーは「情報は企業にとって大切な資産。日本はオフィスが狭いので、書類やデータの保管を外部の専門企業に委託するニーズはある」と大きな可能性を感じてNXワンビシアーカイブズを立ち上げたのです。

当初は企業のお客様から、業務で発生した書類やコンピュータの磁気テープなどを、倉庫でお預かりするサービスからスタートしました。60年代からすでに多くの企業が業務にコンピュータシステムを導入し始めており、その記録媒体である磁気テープの保管を請け負うというものでした。このようなレコードマネジメントの事業を立ち上げたのは、我々が日本では先駆け。しかし、世間ではなかなか馴染みのなかったビジネスであったため、自ら懸命にお客様を開拓していったのです。

「半世紀前、「レコードマネジメント」という概念を初めて日本に導入。」のイメージ 「半世紀前、「レコードマネジメント」という概念を初めて日本に導入。」のイメージ

Story 02

1970年代

「日本を襲った震災、そして経済成長に伴う地価高騰が、事業の追い風に。」のイメージ

日本を襲った震災、そして経済成長に伴う地価高騰が、事業の追い風に。

日本を襲った震災、そして経済成長に伴う地価高騰が、事業の追い風に。

1970年代に入り、NXワンビシアーカイブズの存在は、企業の間で徐々に認知されるようになっていきます。そして、当時の日本を襲った災害も、レコードマネジメントの重要性をあらためて社会に印象づけることになりました。特に大きなインパクトをもたらしたのは、1978年に発生した宮城県沖地震。企業のコンピュータルームが被害を受け、磁気テープなどが散乱している模様がニュースで放映され、事業継続が困難になっていると報じられると、企業の間で災害に対する危機意識がいっそう高まりました。そんな中、レコードマネジメントを専門に手がける当社への注目が高まり、オーダーが急増したのです。

さらに、70年代から80年代にかけての経済成長で地価が高騰し、オフィスの賃料が上昇したことも追い風となりました。わざわざ社内で書類を保管するスペースを設けるのは無駄だという考えが企業に浸透し、外部に委ねようという動きが加速。当社のレコードマネジメント事業はさらに拡大していったのです。

「日本を襲った震災、そして経済成長に伴う地価高騰が、事業の追い風に。」のイメージ

Story 03

1980年代

信頼を築き、お客様の情報に直に触れられる立場へ。そこから新ビジネスが。

信頼を築き、お客様の情報に直に触れられる立場へ。そこから新ビジネスが。

ビジネスが高度に発展していくと、扱う情報も増えます。1980年代には、当社が企業のお客様からお預かりする書類の量もますます増えていきました。そして、80年代半ばにNXワンビシアーカイブズは大きな転換点を迎えます。それまでのサービスモデルは、書類が収納された箱をお預かりして保管し、ご要望があれば箱ごとお客様にお届けするというものでした。我々がお客様の書類そのものに触れることはなく、当時のレコードマネジメントはまだまだ倉庫業の延長でした。

しかし、書類の量が膨大になるにつれて、新たなニーズが生まれてきたのです。お客様にとってみれば、預けている書類を箱ごと配送してもらうのは、届くまでに時間がかかり、また必要な書類を探す手間もかかる。そこで、当社側で書類を検索して、コピーしてファックスで送ってほしいという声がお客様から上がってきました。つまり、長年築き上げてきた信頼から、お客様の重要な書類そのものに我々が触れることを許されるようになり、そこからビジネスの可能性が大きく広がったのです。当社のセンターでお預かりしている書類を検索してオンデマンドで発信する仕組みを構築していきました。

「信頼を築き、お客様の情報に直に触れられる立場へ。そこから新ビジネスが。」のイメージ 「信頼を築き、お客様の情報に直に触れられる立場へ。そこから新ビジネスが。」のイメージ

Story 04

1990年代

お客様から書類管理業務そのものをアウトソーシングする事業モデルを確立。

お客様から書類管理業務そのものをアウトソーシングする事業モデルを確立。

そして90年代に入ると、NXワンビシアーカイブズのビジネスはさらに進化していきます。お客様から信頼を得て、お預かりしている書類に直に触れて検索送信する業務まで手がけるようになると、さらに前工程である書類の整理からNXワンビシアーカイブズにお願いしたいというニーズが寄せられるようになりました。たとえば、金融機関のお客様が利用者から申し込みを受ける際、たくさんの契約書類が発生します。そうした書類をそのままお預かりし、センター内で整理収納していく工程までをNXワンビシアーカイブズが担うことに。その後さらに一歩進み、お預かりした書類を整理するだけではなく、書類の内容に不備がないかを確認し、問題があればフィードバックする業務まで請け負うようになりました。

こうして当社の事業は、単に書類を保管するレコードマネジメントの枠を超え、従来はお客様が社内で行っていた書類の整理やチェックといった業務からアウトソーシングするBPO(Business Process Outsourcing)の領域まで広がり、お客様の経営効率化に貢献する新たなビジネスモデルを打ち立てていきました。当社が、いわばお客様の社内の一部門としての役割を果たすようになり、こうしたBPOビジネスがその後大きく成長し、現在の主流となっています。

「お客様から書類管理業務そのものをアウトソーシングする事業モデルを確立。」のイメージ

Story 05

1990年代

「電子化ソリューションも展開。あらゆるニーズにトータルで応える唯一無二の企業へ。」のイメージ

電子化ソリューションも展開。あらゆるニーズにトータルで応える唯一無二の企業へ。

電子化ソリューションも展開。あらゆるニーズにトータルで応える唯一無二の企業へ。

BPOの領域まで事業が広がると、情報資産管理に関する新たなサービスも開発されていきました。たとえば、帳票発送のアウトソーシング。金融機関が使用する契約書などの帳票類を、お客様に代わり当社のセンター内でストックし、オーダーに応じて指定された拠点に発送するというサービスです。大手の保険会社をはじめ、たくさんのお客様の帳票管理をNXワンビシアーカイブズが一手に担っています。

また、昨今の社会のIT化にともない、書類の電子化ソリューションにも力を入れています。具体的には、お預かりした書類を電子データ化してサーバーで管理し、Web上でお客様が検索・閲覧できるシステムを構築。原本は当社が大切に保管し、抹消する段階まで責任を持って厳重に管理しています。電子データ化することで、お客様の書類をより効率的に管理する手法を確立しました。こうして、お客様のもとで書類が発生した瞬間からお預かりし、現物も電子データも、その保管から活用までトータルに情報資産管理を担えるようになりました。それが果たせるのは日本ではNXワンビシアーカイブズだけであり、だからこそ我々はいまなおユニークな企業であり続けているのです。

「電子化ソリューションも展開。あらゆるニーズにトータルで応える唯一無二の企業へ。」のイメージ

Story 06

2000年代

情報資産管理を通してお客様の経営を支える。それが我々の変わらぬ使命。

情報資産管理を通してお客様の経営を支える。それが我々の変わらぬ使命。

振り返れば、レコードマネジメントに対する先見の明、そして、時代の変化に応じて果敢に事業領域を拡大してきたことが、当社の成長を支えてきました。その過程で、我々は自らの事業の意義をたびたび強く感じてきました。たとえば90年代半ばの阪神・淡路大震災では、多くの企業が被害を受けましたが、我々のお客様は、情報喪失など企業の存続に関わる致命的ダメージを負うことなく、短期間で復興されています。2011年の東日本大震災の時もそうです。また、2000年代以降は個人情報保護法の施行など、情報を取り扱うルールはいっそう厳しくなっていますが、現在は「データ・ソリューション事業」を軸に、企業が抱える新たな課題に我々はしっかりと応え続けています。

当社は社会における黒子的な存在であり、一般の方の目にはほとんど触れることはありませんが、データ・ソリューションを通して多くの企業経営を支えているのです。これから、企業の大切な資産である「情報」をマネジメントすることの重要性がますます増していくのは疑いのない事実であり、我々に対する期待もさらにさらに高まっています。

「情報資産管理を通してお客様の経営を支える。それが我々の変わらぬ使命。」のイメージ 「情報資産管理を通してお客様の経営を支える。それが我々の変わらぬ使命。」のイメージ

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